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2019-09-17

『銀行員は決算書を読めるのか』

今回のブログの内容は、

銀行員は決算書を読めるのかについてです。

 

ズバリ言わせて頂きますと、銀行員は決算書を読めません。

 

仮に読める人がいるのであれば、

全銀行員の上位2割の方しかいないと思います。

 

私は10年間しか銀行員をしていませんでしたが、

融資渉外と融資係を含めると9年取組んでいたので、

早熟でしたがそれなりに決算書は読めていると

自分で勝手に判断していました。

 

しかしながら今の事業再生コンサルを取組み始めた時に、

自分は決算書が読めないことに気付かされました。

 

もちろん私が銀行員のスタンダードではないので一概には言えませんが、

実は私は銀行員の研修も取組んでおり、

様々なレベルの銀行で財務分析や事業再生について教授していますが、

レベル感はやはり全行員の2割の方が

何となく決算書が読めるイメージになります。

 

また、ここでいう決算書の読めるレベル感についてですが、

財務分析の公式に当てはめて行う、財務分析レベルは

決算書が読めるということにはなりません。

 

この程度のレベル感であれば、7割以上の銀行員が分かると思います。

 

つまり、決算書は過去会計と言われており、

この過去会計の部分の決算書は社長さんが経営の意思決定をした結果であり、

この経営の意思決定の結果を分析して、未来会計のヒヤリングをしていたり、

取組めるレベルを私は決算書が読めるかどうかの最低ラインにしています。

 

しかしながら今の時代は銀行員も昔のように

担保偏重主義で融資をしているようでは、

世の中から取り残されることは間違いないでしょう。

 

今後は決算書と経営計画を担保とした融資支援が

中心になってくると思いますが、銀行員が

この潮流に合わせて行動してくるのに

あと3年以上はかかるような気がします。

 

 

だからこそ中小企業の身近にいる保険パーソンの方々が、

本来あるべき姿の決算書の見方と銀行員の決算書の見方の

両方を身に付けて、社長さんのお役に立っていただければと思います。

 

全日本法人FP協会では、当然、財務についてはお伝えしていきます。

 

決算書の読破は一見すると難しいと思うかもしれません。

 

もちろん簡単に決算書は読めるはずはありませんが、

一つだけ良い方法があります。

 

それは決算書が読める師を見つけ、その師の教えを忠実に守り、

自分の型を身に付けることです。まさしく守破離の考え方です。

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