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2019-10-29

『銀行融資の5原則その2』

今回は収益性の原則についてお伝えします。

 

私も銀行に入社した時に、この融資の5原則については座学で学びました。

しかしながら融資係や渉外係になった時に、この5原則を耳にした記憶がありません。

 

しかしながらこの融資の5原則は大切だと私は想っています。

 

収益性の原則とは、

融資の先の収益性のことを指している訳ではありません。

あくまでも銀行の収益になります。

 

銀行は株式会社組織であり、信用金庫や信用組合は組合組織となっており、

いずれにしても銀行は営利を追求している一般の会社と同じように、

銀行経営も利益を上げて万全な体制を作らなければなりません。

 

しかしながら銀行は私企業でありながら、

公企業と同じように社会性や公共性が私企業の中でも高くなっております。

 

この収益性を判断する上で以下のことを考えながら、

収益を上げるように考えています。

 

①融資金利

②取引メリット

③融資効率

 

以上の3つがポイントになるのです。

 

①の融資金利は何でも安い金利で融資をしていれば、

一般企業で言う薄利多売と同じです。

 

融資先の企業状況や担保状況や連帯保証人の取引状況を

総合的に判断して融資金利の設定をして、収益が上がるように取組んでいます。

 

 

②取引メリットとは、融資先の預金状況や売掛金の回収状況や

総合振り込みや給料振込や個人取引の状況をいいます。

 

この取引メリットのことを銀行によって表現の仕方は違いますが、

法人メイン化や個人メイン化と称して、取引を集中させるように取組みます。

 

 

③融資効率とは、融資の状況を言い、簡単に言うのであれば

短期融資と長期融資の貸出比率を言います。

 

短期融資ばかりの取扱いをしていないか、逆に、

長期融資の取扱ばかりしていないかを判断しています。

 

 

このようにして銀行は、収益を上げるために、

上記3つのポイントを考えながら行動していることは間違いありません。

 

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