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2019-11-12

『銀行融資の5原則その4』

今回のブログの内容は、『流動性の原則』になります。

 

この内容はそんなに難しくないので、いつものように長文になることは

ありませんので心配しないでください。

 

流動性の原則とは、銀行が融資先に融資した融資金が

短期資金で調達したものは短期融資で運用し、

長期資金で調達したものは長期融資で運用する

といった調達と運用のバランスが大切になってきます。

 

昔からありましたが、元銀行員の私が言うのもおかしいと思いますが、

銀行員はこの原則を7割以上は無視して融資をしていると思います。

 

このことは一般行員だけではなく、

支店の管理職でもある支店長や副支店長などが、

9月末や3月末の数字が欲しい時期になると、

流動性の原則を無視して融資をするようになります。

 

流動性の原則の無視とは、本来は短期融資で

取引先は利用したいと考えている融資を、

安定した融資残高確保の為に

長期融資での依頼をするケースが該当すると思います。

 

一見すると資金繰り安定化のためと

説得力のある言葉になりますが、

実は、銀行の・銀行による・銀行のための

長期融資になっているのです。

 

人のいい社長さんの大半は、このキラーワードに甘えてしまう傾向があるので、

融資先こそが流動性の原則を順守してもらえればと思います。

 

融資が受けられる業績がある時は、

融資先も銀行の依頼を断ることはしないかもしれません。

 

しかしながら業績が悪化してくると銀行の態度も変わってきますし、

長期融資の返済負担が重荷になって事業継続の道を閉ざされてきた会社を

事業再生をしている今の会社で見てきているので、

融資を受ける時は慎重になってもらえればと思います。

 

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