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2019-11-19

『銀行融資の5原則その5』

今回のブログで融資の5原則の最終回になります。

 

最終回は『公共性の原則』になります。

 

銀行の仕事を批判する時に、よく他人の褌(ふんどし)で

相撲を取っていると表現すると思います。

 

この表現のように銀行は他人の褌で相撲を取っています。

他人の褌とは預金のことを言います。

 

銀行は多数の個人や会社から預金を集めます。

 

その集めた預金の6~7割程度を融資しています。

 

大多数から集めた預金を、さらに多数の第三者に融資をするわけですから、

銀行は不良債権の発生をさせることは許されません。

 

また、反社会的勢力に融資をすることも許されません。

 

なぜなら仮に銀行が不良債権を恒常的に発生させるようなことがあるのであれば、

銀行経営も赤字経営となり、銀行が破綻するようなことがあれば、

預金者に迷惑を掛ける可能性があるからです。

 

反社会的勢力に融資をすることは、

反社会的勢力が融資の返済をしないと言うことではなく、

反社会的勢力に活動資金として融資の取り扱いをすれば、

反社会的勢力の稼働支援をしているということになるのです。

 

このように銀行は社会的および公共性のことを考えて行動しなければなりません。

 

今回で銀行の融資の5原則をお伝えさせていただきました。

 

この5原則の土台は安全性の原則になります。

 

そして安全性の原則以外の収益性の原則・成長性の原則・

流動性の原則・公共性の原則は、二律背反をすることもありますが、

銀行は明確に意識して日常業務に取組んでいるとは思いませんが、

収益性の原則と公共性の原則の反社会的勢力の融資取組については、

それなりに考えて取組んでいるように思えます。

 

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