代表挨拶
はじめまして。株式会社しのざき総研の代表を務めております、篠﨑啓嗣と申します。
まずは私の経歴を紹介いたします。平成5年に大学を卒業後、株式会社群馬銀行に入行しました。在籍期間10年間の内、融資及び融資渉外として9年の経験を積み、特に融資渉外担当者の時は融資先に足しげく通い、現場に入り込むことで決算書だけでなく会社の本業を理解すべく実態把握に努めてきました。
なぜ中小零細企業は銀行から「言われるがまま」の融資取引に応じてしまうのでしょうか!?
中小零細企業は①経理体制は取れていない、②試算表は数ヶ月前のものしかなかったり、そもそも作成していない、資金繰り表は資金調達をするための帳尻合わせをした資金繰り表を作成する、④殆どが経営計画を作成していない、⑤その結果、経営者が銀行員に融資を必要とする理由(融資事由)・資金必要時期・融資金額・資金使途・返済財源・融資期間・融資利率についての自己開示が上手く出来なくて資金調達時に銀行に意見すら言えない状態となり、『言われるがままの融資取引』になっていると私は感じていました。
この『言われるがままの融資取引』と言うのは、融資先と銀行員の間で起こる情報の齟齬が要因だと思います。融資先は銀行に自社の事業を上手く伝えられないし、銀行員は社長から何を・どのように情報収集を行い、本部へ情報を提出したらいいのか理解できていないのが現実です。
このような中小企業と銀行との齟齬を見ているうちに、自分が銀行を辞めて中小企業と銀行の通訳として介在することで円滑な融資取引を推進させたいという想いが日増しに強くなり10年という節目での平成15年に群馬銀行を退職することにしました。
生損保・事業再生の世界に飛び込み
新たな見地を拓く
その後、日本生命相互会社、株式会社損害保険ジャパンにて生命保険及び損害保険の金融の経験を積み、銀行とは違う金融の経験が出来たことは企業が収益を向上させる際にどのように金融商品を組み合わせると良いか?という点で現在の業務にも役に立っています。
そして平成19年に都内の事業再生コンサルテイング会社にて約6年の経験を積んで、平成25年6月に独立をしました。この会社で現在の土台となるコンサルティングスキルを身に付けました。再生に陥るパターンや中小企業の事業・業務・財務についての構造における造詣が深くなりました。
28年間もの間、3,000社以上の決算書を目にしてきました。そこから見えてきたものは・・・
日本の中小企業は年商10億円以下の企業が大半を占めています。この規模の企業の特徴は、
①経理体制が確立できていない、②社員の採用が難しく且つ社員の定着率が悪い、資本が脆弱で外部環境の影響を受けやすく黒字幅は小さいが赤字幅は大きくなる、④資金調達環境も会社及び代表者の資産背景も脆弱で信用保証協会付融資がメインとなっているなどが挙げられます。
平成時代は昭和時代の延長
令和時代は本質の時代。
令和に移り、昭和から平成にかけて取り組んできた経営スタイルは通用しなくなるでしょう。令和に移り4年。すでに経営者が経営管理をするための体制構築及び未来経営の見地から経営計画の策定、資金繰り管理、毎月の損益と資金の振返りが出来るようにならないと事業継続が厳しくなってきました。
この当たり前のことを取組めていない中小企業が実は90%もあります。つまり、殆どの企業が該当することになります。令和の新しい時代を乗り切る場合は、当たり前のことを取り組んでいくことが定石になります。
弊社は、銀行取引×管理会計を融合した中小企業にぴったり合った形のコンサルティングサービスを提供しております。私の代表挨拶をご覧いただき、銀行取引に不安がある、資金調達を円滑にしたい、資金繰りを改善したい、根拠のある経営計画を策定できるようになりたい、連帯保証人や不動産担保の解除を希望するのであれば、御気楽にお問合わせください。
代表 プロフィール
氏 名 | 篠﨑 啓嗣(しのざき ひろつぐ) | ||||||||
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職歴・経歴 |
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セミナー講師・講演
銀行員向け研修講師
主に渉外活動に関する
融資をメインにした研修
融資に案件に繋げる財務分析手法・信用保証協会の推進手法・事業性融資先数の増加手法・業種別の目利きの涵養講座(小売卸売業/製造業/建設業/飲食業/運送業/その他サービス業)・事業再生講座を中心に取り組んでおります。また、預かり資産業務の推進手法も得意としているので、詳細につきましては、お手数ですが問い合わせホームから御連絡願います。
弊社では現場の財務コンサルティングの現場から収集した事例を多数持っているので、銀行員をメインに研修しているコンサルティング会社との差別化があります。
弊社は生命保険パーソンをメインに紹介だけで財務コンサルティングの顧問業務を取組んでおりますが、多くの会計事務所は優秀な生命保険パーソンとビジネスでの戦略的互恵関係を結んでいる会計事務所はそう多くなないでしょう。ポイントは『戦略的互恵関係』になります。
中小企業向けセミナー講師
銀行取引、事業再生、経営計画、資金繰りなど、様々なテーマを深く幅広く網羅した研修。
弊社代表の篠﨑は前職の再生コンサルティング在籍時から10年間の通算でセミナー講師は700回を超えました。銀行取引に関することは言うまでもなく、事業再生に関するテーマや経営計画策定及び資金繰り管理に関することまで、幅広いテーマで中小企業経営者にお伝えさせていただいております。
最近では中小企業の不正経理や与信管理に関することにつてもセミナーテーマとしてお伝えさせております。
セミナーの基本は依頼者様とのお打ち合わせの上、決めさせていただいております。御気楽に問わせホームから御連絡願います。
保険パーソン向け研修及び講演講師
保険契約へとつながる導線を
設計するための研修
保険パーソン支援は経営及び財務の基礎知識を生命保険と損害保険にマッチさせて、中小企業の経営者の経営課題の解決策が保険の場合、該当商品の提案をしていく解決策として保険パーソンに研修させていただいております。
多くの保険担当者は、財務と税務の違いを知っているようで知りません。なぜなら法人税の繰延商品を提供する時に、財務対策と間違った表現をしている保険代理店が多いのが現状です。
損害保険も生命保険も企業が事業継続をしていく上での大切なものではありますが、保険パーソンは保険の知識や税務の知識に長けていたとしても、中小企業が抱いている経営課題に耳を傾けておりません。
弊社は経営コンサルティング会社であり、代表の篠﨑は前職の再生コンサルティング会社在籍時から多くの保険会社や保険パーソン向けの研修及び講演講師の実績が多数あります。
弊社代表の銀行・生命保険会社・損害保険会社・事業再生コンサルティング会社の経験から財務を土台にした生命保険及び損害保険のフルオーダーメイド型の提案手法は難しいと言われておりますが、財務の基礎を押さえれば応用はいくらでも利くので保険会社様及び保険担当者は弊社もしくは、代表が理事をしている日本財務力支援協会の講座に参加していただくのも有効かもしれません。
特に、MDRT日本会では平成25年以降に北陸ブロック・近畿ブロック・四国ブロック・九州ブロックで講演をさせていただいております。
保険パーソン向けの研修及び講演講師につきましても基本は依頼者様とのお打ち合わせの上、決めさせていただいております。御気楽に問わせホームから御連絡願います。
保険会社向けセミナー
研修講師実績
MDRT日本会 | 九州ブロックにてゲストスピーカーとして『事業保証商品を中小企業経営者からお預かりするための極意』について講演。(平成28年10月) |
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ソニー生命保険株式会社 | 法人戦略部主催 カフェテリア講座の講師を月に1度、札幌・東京・名古屋・大阪・福岡エリアのライフプランナー向け財務研修講師を取組中。(平成28年6月〜平成29年1月) |
プルデンシャル生命保険 | MDRT分会にて講師として招聘。(平成27年10月) |
MDRT日本会 | 四国ブロックにてゲストスピーカーとして『法人生保のメンタルブロックを解除するためのカン・コツ・ツボ!』について講演。(平成27年9月) |
ソニー生命保険株式会社 | 福岡及び博多支社にて3回に分けて法人生保基礎講座を実施。 参加者28名。(平成27年7月) |
ソニー生命保険株式会社 | 新宿第5支社にて3回に分けて法人生保基礎講座を実施。参加者43名。(平成27年1月) |
プルデンシャル生命保険株式会社 | 東京中央支社にて毎月1回・午後12時30分〜午後7時30分までの正味6時間で法人生保研修を実施。参加者10名。(平成26年12月〜平成27年11月) |
MDRT日本会 | 近畿ブロックにてゲストスピーカーとして『決算書から考える生命保険販売術』について講演しました。(平成26年10月) |
MDRT日本会 | 北陸ブロックにて一泊二日の財務研修を実施。御社の金沢支社の会員も複数参加しました。 (平成26年10月) |
プルデンシャル生命保険株式会社 | 東京第六支社にて毎月1回・午前10〜午後6時までの正味6時間で法人生保研修を実施。参加者10名。(平成26年5月〜平成27年4月) |
アクサ生命保険株式会社 | 九州エリアにて前職のフィナンシャル・インスティチュートの業務提携先として私が講師として久留米支社・福岡支社のセミナー講師と社員の教育研修を4回取組む。今後も月に1回程度の訪問予定。(平成25年12月〜平成26年5月) |
ソニー生命保険株式会社 | 横浜支社にて法人生保の推進について講師を担当(13〜17時×4回)参加者29名。 (平成25年12月〜平成26年5月) |
三井住友海上あいおい生命 保険株式会社 |
FC社員(直販)向けの法人生保上級講座の講師を担当(10時〜17時×4回) (平成25年5月〜11月・4回) |
ソニー生命保険株式会社 | 名古屋東支社にて法人生保の推進について講師を担当(10〜17時×2回) (平成24年12月・25年2月・2回) |
プルデンシャル生命保険株式会社 | 名古屋東支社にて法人生保の推進について講師を担当(10〜17時×2回) (平成24年12月・25年2月・2回) |
ソニー生命保険株式会社 | MDRTソニー分会にて90分の講演 ※法人生保は赤字企業に潜在ニーズが潜んでいる(平成24年10月) |
その他、ジブラルタ生命保険で2回セミナー講師を実施。エヌエヌ生命保険株式会社とは、営業教育支援部と連携を図り、社員向けの研修講師を20回、その他、代理店向けセミナー講師を12回取組む。また、三井住友海上あいおい生命保険株式会社様とは、認定講師に登録しており、昨年は、昨年は、8回全国の生保支社様からの要請でセミナー講師をつとめました。
また、平成28年11月に日本財務力支援協会有限事業責任組合を立ち上げ、代表理事に就任しました。
社外研修講師実績
福岡県トラック協会 青年協議会 南青会 |
「銀行との付き合い方-銀行は取引企業をどうみているか!-」(平成26年11月8日) ※会員様の後継候補者向け講演 |
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大阪商工会議所 | 「経営改善計画書の作成手法」(平成24年11月5日)※経営指導員向け勉強会 |
青森県商工会連合会 | 「金融円滑化法期限切れ後の出口戦略」 ※経営指導員向け勉強会 |
近畿大阪銀行 | 近畿大阪銀行の支店渉外課長研修を3回実施(平成23年12月〜平成24年4月) |
企業活性化支援センターひろしま | 「金融機関と渡り合うために知っておくべきツボ」(平成21年12月4日) |
関西経営管理協会 | 「金融機関と対等に渡り合うためのツボとこうすれば出来る!上手な資金調達法」 (平成21年11月26日・12月3日) |
株式会社 白井組 | 「銀行員の言うことをハイハイ聞いたらあなたの会社潰されますよ」 (平成21年11月19日) |
株式会社 大内組 | 「会社が危機的状況に陥らないためにどうすればよいか」 (平成21年10月16日) |
佐賀県商工会連合会 | 「事業再生・銀行対策」(平成21年9月29日・30日)※商工会の経営指導員向けの1泊2日の研修 |
岡山県真庭商工会 | 「金融機関と対等に渡り合うために知っておくツボ」(平成21年9月15日) |
佐賀県商工会連合会 | 「事業再生・銀行対策」(平成21年8月29日)※商工会の経営指導員向けの日帰り研修 |
株式会社住宅新報社 | 「金融機関との上手なつきあい方」(平成21年5月21日) |
熊本県宇城市青年会議所 | 銀行融資の上手な借り方や返し方」(平成21年4月15日) |
国際観光ホテル 花つばき | 「今の時代だからこそ銀行には頼るな!その為に必要な銀行取引アドバイス」 (平成21年3月3日) |
その他、全国で年間50件程度のセミナー講演講師を務めております。