お知らせ

【銀行新規開拓シリーズNo4】なぜ「紹介」なら話が通るのか。同じ決算書でも結果が変わる理由を元銀行員が解説します【YouTube更新】

同じ会社・同じ決算書なのに、なぜ「紹介」だと銀行の融資の話が通るのか?

動画の結論は「紹介は疑念を解消し、銀行の手間を減らす。だから同じ決算書でも結果が変わる」というものです。元銀行員である篠﨑氏は、紹介が変えるのは会社の中身ではなく案件の『届き方』(経緯と資料)だと解説しています。飛び込み訪問では、まず「なぜ当行に」という疑念から始まり、資料は後追いで小出し、他行の状況は自己申告で裏が取れず、担当者は稟議を書き始められない。結果は見送りで理由も告げられない、と説明されます。一方、紹介を経由すると経緯が先に説明されているため検討から入ってもらえ、資料一式が最初から揃い、担当者はそのまま稟議に取りかかれる。だから土俵に乗り、内容で判断されるようになります。ただし紹介者にも格があり、銀行は紹介者を過去の紹介実績で評価しているため、誰からの紹介かで扱いが変わるとのこと。さらに、税金・社会保険の滞納、資金使途が説明できない穴埋め資金、他行への説明との食い違い、資料が出てこない会社は、紹介があっても通らないと明言されています。動画では「紹介はコネではなく、人脈の有無ではなく準備の質で結果が決まる」とまとめられています。

この動画の要点(篠﨑氏の発言から)

しのざき総研の篠﨑氏は『紹介が変えるのは会社の中身じゃなく 紹介の案件の届き方 ここが一番大事なんだよ』と指摘する

(動画 0:00 付近/動画冒頭で示される、今回の核心。紹介が変えるのは中身ではなく案件の届き方だという結論)

しのざき総研の篠﨑氏は『基本やっぱり 紹介の方が安心なんだよね』と指摘する

(動画 3:05 付近/銀行員時代に飛び込みで相当数の新規融資開拓をしてきた立場から、紹介案件が安心される理由を語る場面)

しのざき総研の篠﨑氏は『決算書なんかは一切関係ありません』と指摘する

(動画 6:01 付近/「なぜうちに来たのか」という入り口の疑念(ホワイ)が解消できなければ、内容の評価に進めないと説明する場面)

しのざき総研の篠﨑氏は『紹介は「信用の前借り」 中身は自社で用意するしかない』と指摘する

(動画 17:58 付近/滞納・使途不明・説明の不一致など、紹介でも埋められない項目を挙げた直後のまとめ)

しのざき総研の篠﨑氏は『山場は④打診じゃなくて ②財務の整理なんだよね』と指摘する

(動画 20:15 付近/紹介から実行までの6ステップを解説した後、どこに最も時間をかけるべきかを示す場面)

よくある質問(この動画が答えていること)

Q. なぜ銀行は紹介案件だと話を聞いてくれるのですか?

A. 動画の結論は「紹介は疑念を解消し、銀行の手間を減らす。だから同じ決算書でも結果が変わる」というものです。元銀行員として飛び込みで相当数の新規融資開拓をしてきた篠﨑氏は「基本やっぱり紹介の方が安心なんだよね」と述べ、その背景として、銀行は反社会的勢力などのリスクを排除しなければならず、紹介者との人間関係が案件の安心材料になると解説しています。

Q. 飛び込み訪問と紹介経由では、銀行の対応はどう違うのですか?

A. 動画では対比で整理されています。飛び込みは経緯が分からないため疑念から始まり、「なぜ当行に」に社長本人が答えることになり、資料は後追いで小出し、他行の状況は自己申告で裏が取れず、担当者は稟議を書き始められない。結果は見送りで理由も告げられません。紹介経由は経緯が先に説明されているので検討から入り、「なぜ当行か」は紹介者が事前に伝え、資料一式が最初から揃い、他行取引の全体像も整理済み。担当者はそのまま稟議に取りかかれ、土俵に乗って内容で判断されると解説されています。

Q. 決算書の中身が良ければ、飛び込みでも銀行は融資してくれますか?

A. 動画では否定されています。篠﨑氏は「どんなに決算の中身が良くても」まず「この人何しに来たの」と思われると述べ、入り口で「なんでうちに来たん」「そもそも融資受けてるんでしょ」というホワイ(なぜ)が出てくるため、その解消がビコーズ(理由)の形でできなければ「決算書なんかは一切関係ありません」と断言しています。まず経緯の説明が先で、内容の評価はその後だという整理です。

Q. 紹介なら誰からの紹介でも同じですか?

A. 同じではないと解説されています。動画では紹介者を3つに分けており、①銀行とパイプのあるコンサル会社・会計事務所は過去の紹介実績で銀行から評価されており「あの先生の案件なら」という前提から話が始まる、②既存の取引先からの紹介は商流の裏付けで一定の信用が働くが紹介できる銀行はその会社の取引行に限られる、③面識のない第三者・紹介サイトは名前が付いているだけで経緯の説明にも案件の質の担保にもならず効果は限定的、とされています。

Q. 銀行はどうやって紹介者を評価しているのですか?

A. 動画では「銀行は紹介者を過去の紹介実績で評価している」と説明されています。良い案件を紹介していれば話は聞いてもらえる、という関係です。篠﨑氏自身、地方銀行協会で専任講師を務めており、研修に来ている行員がいることや、銀行側が調べたうえで支店長から会いたいと言ってくるケースにも触れ、銀行側は紹介者の全体像を見て判断していると語られています。

Q. 経営者仲間に銀行を紹介してもらうのは難しいのでしょうか?

A. 動画では難しい面があると語られています。理由は「そもそも社長同士で自分の財務内容のことなんて喋らんよ」というもので、風評として広まってしまうためです。本当に腹を割って話せる先輩後輩の関係なら業界に関係なく動いてくれることもあるものの、そういう相手が身近にいるかどうかは誰にも分からない、と説明されています。

Q. インターネットの「銀行紹介サイト」は使えますか?

A. 動画では、面識のない第三者や紹介サイトは「名前がついてるだけで、経緯の説明にも案件の質の担保にもならん」ため効果は限定的だと整理されています。篠﨑氏はSNSで銀行紹介サイトを見かけたことが今回の特集を組んだきっかけだとも語り、着眼点自体は評価しつつ、詳細が分からないため個別の是非は論じないと述べています。

Q. 銀行を紹介してもらうとき、どんな資料を揃えればいいですか?

A. 動画では「そのまま銀行員が本部に上げられる稟議書みたいな形」で資料を添付するのが基本とされ、6つが挙げられています。①3期分の決算書+直近の試算表(決算から3か月経過していれば試算表を、別表・法人事業概況説明書・勘定科目内訳明細まで)、②資金繰り表(実績と予定、予定は直近6か月または12か月先まで)、③借入金明細(全銀行の返済予定表は現物をコピー。残高・期間・返済額・保証の有無まで1枚に集約)、④資金使途と返済原資、⑤会社概要・商流図、⑥経営計画(特に損益計画)です。

Q. 銀行に出す経営計画はどこまで作り込むべきですか?

A. 動画では、損益計画は資金繰り表と連動させ、できればアクションプランまで付けることが推奨されています。そこまで付ければ銀行の担当者は間違いなく喜ぶ、とのことです。一方で「根拠がないとダメ」とされ、対前年比5%プラスといった根拠の薄い計画を添付するくらいなら「つけない方がいいです」と明言されています。

Q. 紹介は銀行側にとってどんなメリットがあるのですか?

A. 動画ではメリットが3つ挙げられています。①新規開拓の目標が埋まる(支店には新規融資先の目標があり、新規融資の獲得は大変なので筋の良い案件は貢献する)、②審査工数が減る(資料が揃い経緯が分かっている案件は確認作業が減り、案件が進む時間が短くなる)、③案件の質が選別済み(紹介元が事前に内容を確認しているため、明らかに通らない案件が持ち込まれない)。会社・銀行・紹介者の三者にとって合理的だから、この仕組みは続くと整理されています。

Q. 紹介を依頼された側が必ず伝えるべきことは何ですか?

A. 動画では「やるかどうかは銀行の判断に委ねます」と一言口添えすることがポイントだと解説されています。紹介者がプッシュしたところで通らないものは通らないため、紹介を依頼された側も「通るかどうかなんて分かんないですよ」と必ず伝えておくことが、トラブル回避のポイントになると述べられています。

Q. 紹介があっても融資が通らない会社の特徴は?

A. 動画では4つ挙げられています。①税金・社会保険の滞納(改善計画と分納の履行が確認できない限り、どの銀行も検討の土俵に乗せられない。分納でもダメな場合がある)、②資金使途が説明できない穴埋め資金(何に使うか言えない資金は紹介があっても稟議が書けない)、③他行への説明と内容が食い違う(銀行間で情報は伝わるため、説明が一本化されていない会社は一発で信用を失う)、④資料の提出が遅い・出てこない(紹介者の信用まで傷つけ、次の案件が持ち込めなくなる)。

Q. 紹介から融資実行までは、どんな流れで進むのですか?

A. 動画では6ステップで説明されています。①事前面談(現状の取引行、資金需要の中身と時期、経営者の意向を確認)、②財務の整理(資料一式を揃え、数字の説明を一本化。ここに最も時間をかける)、③金融機関の選定(エリア・業種方針・支店の状況から絞り込む。業種指定でNGが示される銀行もある)、④打診(紹介者から支店へ経緯と案件概要を伝えて面談を設定)、⑤面談・同席(社長が説明し、必要に応じて紹介者が数字面を補足)、⑥稟議・実行(追加質問に迅速対応し、実行後の取引の育て方まで設計)。山場は④の打診ではなく②の財務の整理だと強調されています。

解説者

篠﨑啓嗣(株式会社しのざき総研)
財務博士・元銀行員(株式会社しのざき総研 代表)。専門分野:財務・銀行融資。

今回のテーマはこちらをクリックしてご覧ください

【YouTubeチャンネルはコチラをクリック】

経営相談お問い合わせフォーム
【お申込みはコチラをクリック】

しのざき総研お問い合わせフォーム
【お問い合わせはコチラをクリック!】

銀行融資について知識を付けたい方必須!! 銀行融資診断士協会公式HP
【銀行融資診断士協会とは?】

更新頻度高め!
🐦しのざき総研X(旧Twitter)はコチラ

お電話でのお問合せはこちらTelephpne

電話でのお問い合わせは
以下電話番号よりお問合せ下さい。
(受付時間 平日10:00~18:00)

03-6809-3666

メールでのお問合せはこちらContact

お問合わせはメールでも受け付けております。
お気軽にお問い合わせください。

お問合せフォーム

メルマガ登録限定 銀行員の頭の中を探るなら銀行格付を理解せよ! 銀行格付丸わかりガイド 小冊子プレゼント